1日午後1時15分ごろ、横浜市鶴見区矢向6丁目のJR南武線矢向駅構内にある矢向第2踏切で、上昇した遮断棒が落下し、歩いていた男性の額にぶつかった。男性はそのまま帰宅したという。
JR東日本横浜支社によると、同時刻ごろ、踏切の非常ボタンが押されたほか、複数の通行人から「遮断棒が脱落している」と同駅駅員に申告があり発覚した。駅員が確認したところ、遮断棒1本(長さ約8.5メートル、重さ約14キロ)が根元の固定金具から外れ、踏切上に落下していた。
同社によると、踏切内の安全確認のため、上下線3本に最大10分の遅れが発生した。同支社は「ご利用のお客さまにはご不安を与えてしまい、申し訳ない」としている。