長崎市のグループホーム火災とは

 2013年2月8日午後7時半ごろ、長崎市東山手町の認知症高齢者グループホーム「ベルハウス東山手」(4階建て)から出火。2階の2部屋など51.5平方メートルを焼き、77歳から90歳の入居者ら女性5人が一酸化炭素中毒などで死亡、7人が重軽傷を負った。出火原因は火元の部屋に置かれていたTDK製のリコール対象加湿器だった。同社によると、1月末時点で同型の加湿器の回収率は77.4%で、4718台が未回収。同社は「決して風化させることなく、告知活動と回収活動を今後も継続し強化していく」としている。


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