良いコーチとは野球技術を教えるだけの存在ではない!
矢野謙次さんに印象に残っている監督・コーチの名前を聞くと野村克則の名前が挙がった。
ちなみに直接的な関りがあったのは2010年~2013年に巨人で選手とコーチという関係性だった時。正直、少し意外な気もするがその理由を聞いてみた。
野村克則コーチは「話を聞いてくれた」という矢野謙次さん。
当時、矢野謙次さんが「腹を立てていた事」「ムカついていた事」を寄り添って聞いてくれたというのだ。
それがいまだに印象に残っていて、自身がコーチになったときも取り入れようとしたことだというのだ。
コーチという職業はただ野球の技術を教えるだけの存在ではないということが分かるエピソードだ。
これはプロ野球の世界に限らない事だろう。
どんな職場でも若い人を指導する立場にある人は覚えておいて損はないトークだ。