ボランティアの活動紹介や表彰 都城で「フェス」

みやこんじょボランティアフェスティバルで立山静夫賞を受ける山之口中生代表(左)

 みやこんじょボランティアフェスティバル2023(実行委主催)は、都城市のまちなか広場を主会場に5日あった。3年ぶりの対面開催で時間や規模を短縮したが趣向を凝らし多くの人が楽しんだ。
 学生ボランティアは14中高大から約150人が参加。学校ごとに寄せ植えやドライフラワーを使った飾り作りなどの体験を提供したり、物品を販売したり、自分たちの活動を紹介したりした。
 舞台では今回創設したみやこんじょ福祉・ボランティアスピリッツ賞の授賞式を実施。育てた花の鉢を高齢者に贈り交流している山之口中を最高賞の立山静夫賞に選び、4中高も表彰した。
 ほかに都城工業高ビッグバンドや都城聖ドミニコ学園高ハンドベル部などの演奏、福祉短歌の表彰式もあった。平井泉実行委員長は「人や天気に恵まれ素晴らしい一日。参加した中高生らがゆくゆくは地域の福祉やこのイベントを支えてくれたらうれしい」と話した。

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