崎陽軒が福井県産食材の弁当販売 予約制で3月から 北陸新幹線延伸を記念 

ふくいサーモンや小鯛のささ漬けなど、福井県産の食材が詰まった「福笑御膳」

 崎陽軒(横浜市西区)は3月1日、北陸新幹線の敦賀延伸開業1年前を記念し、福井県産食材を使った「福笑御膳(ふくしょうごぜん)」を発売する。

 定番の「昔ながらのシウマイ」や、「ふくいサーモン」の西京焼き、同県産甘エビの唐揚げのほか、「小鯛のささ漬け」「へしこ糠」などの郷土料理を詰めた。 

 都内で8日に実施した記者会見で、野並晃社長は「(商品を通じ)福井の魅力を伝え、実際に行ってもらいたい。このような企画をする会社が横浜にあることも知ってほしい」とあいさつ。同県の杉本達治知事もオンラインで出席した。

 完全予約制(限定1万個)で、価格は2千円。同社ホームページで22日午前10時から予約開始。神奈川・東京を中心とした約150店舗での受け渡しとなる。

 同社は、昨年7月に同県と相互協力協定を締結。今後もコラボレーション企画を検討するという。

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