イワシ大量死〈続報〉 回収作業始まる 9日以降も 糸魚川市筒石海岸

 糸魚川市の筒石漁港海岸に打ち上がった大量のイワシの死骸の回収作業が8日、始まった。
 県によると、同日は県の委託事業者約50人が午前9時ごろから作業を開始し、夕方までにトンパック約200袋分のイワシを回収した。漂着した全体量が現時点で定かではなく、その把握も含めて作業は9日以降も続く見通し。
 大量のイワシの死骸は7日、同海岸沿いの約250~300メートルにわたって打ち上げられているのが見つかった。地域住民からは「この海岸で、これだけのイワシが死んでいるのを見るのは初めて」(70代男性)などと驚きの声が上がっている。

回収したイワシを詰め込んだトンパックが並ぶ(8日、筒石漁港海岸)

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