沖縄コロナ、新たに240人感染 昨年12月から今年1月にかけクラスター38例(2月10日朝まとめ)

 沖縄県は9日、県内で240人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週同曜日と比べて27.5%減った。入院中が159人で、重症が4人、中等症が83人。宿泊施設療養中は69人で、自宅療養中(推計値)が1590人となっている。県全体のコロナ専用の病床使用率は25.0%。
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 施設内感染などで県が支援に入っている社会福祉施設は22施設で、療養者は計93人。
 県は、昨年12月~今年1月の間に発生したクラスター38例も報告。発生した施設の内訳は病院6件、社会福祉施設32件で感染者は計699人。
 県衛生環境研究所のゲノム解析で1月23~31日に採取した48検体を調べたところ、28検体(58.3%)からオミクロンの亜系統が4種類検出された。9日の在沖米軍基地関係の陽性者はいなかった。
(中村万里子)
 
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