糸魚川市の筒石漁港海岸に大量に漂着したイワシの処分について、県は早ければ14日から同海岸で埋却作業を開始する。
県漁港課によると、 12日までに大型土のう用袋で433袋を回収し、うち201袋を処分した。処分方法は県外の飼料会社への引き取りが193袋、焼却処分が8袋。未処分は232袋となっている。1袋はおおむね400~500キロ。
イワシの腐敗状況や付着砂により飼料会社への引き取りがこれ以上できなくなり、付着した砂で焼却炉を傷める可能性が高いことから、新たな処分方法を検討。一般廃棄物の処分権限を有する糸魚川市および地元、漁業者と調整し、同海岸へ埋却することを決めた。
13日に同海岸で埋却準備を行い、14日から本格的に作業を行う予定。土のう用袋から出して、イワシだけを埋却する。大量で、悪臭も発生しているとし、速やかに処分するとしている。
13日もイワシは漂着し、荒波にもまれて原形をとどめず、骨だけになったものも見られるという。上越市の海岸にも漂着しており、県で処分している。
筒石漁港海岸漂着のイワシ 海岸で埋却処分へ 新たな処分を地元と調整 糸魚川市
- Published
- 2023/02/13 21:09 (JST)
© 株式会社上越タイムス社