13年間勤めた大手石油会社を辞職……あえて大阪で自民党から挑む理由とは?「政治の質を高めたい。民間感覚のある政治家がもっと必要」|自民党・平山りゅうどう 氏(PR)

平山 りゅうどう氏は大阪出身で、2010年に昭和シェル石油に入社後、経営統合を経て出光興産株式会社と、約13年のサラリーマン生活を経験しました。

昭和シェル石油時代には日本のサラリーマン100選にも選ばれた平山氏。「もっと政治の質を高めたい。そのためには民間感覚をしっかり持った政治家が絶対に必要」そう強く語っています。

今回は平山氏に大企業を辞めて政治家を目指すきっかけや、自民党を選んだ理由や、政策などについてお聞きしました。

政治の質を高めたい!民間感覚のある政治家が絶対に必要

選挙ドットコム編集部(以下、編集部):

政治家を志した経緯を教えていただけますか?

平山りゅうどう氏(以下、平山氏):

もともとは大手石油会社で執行役員や取締役などのマネジメントを目指して仕事に没頭しておりました。毎日が優秀な同期・同僚と切磋琢磨の日々でした。

そんな中で、テレビをつけると、揚げ足を取ったり、足を引っ張ったり、くだらないことをやっているレベルの低い政治家が散見されることに危機感を覚えました。

このままでは日本はどうなってしまうのか。

そう考えた時に、もっともっと民間感覚を持ち、本質的な議論ができる政治家が必要だと感じ、政治家の質を高めたい!という想いを持ちました。

そういう「想い」と、石油業界で培った「経験・人脈」、そして私のパーソナリティ(コミュニケーション力やバイタリティなど)を掛け合わせると、パフォーマンスが最大限に発揮できる場所が政治だと思い、大阪への帰郷を決断しました。

編集部:

政治の道を歩むために大企業を辞めたのは、相当な決断だったのではないでしょうか?

平山氏:

13年間勤めた会社を退職するのは、大きな決断でした。仕事は大好きでしたし、待遇なども全く不満はございませんでした。

昭和シェル石油に入社したのは

「石油は社会の血液のようなもの。石油というエネルギーを通じ、皆様の安定した暮らしを守りたい。」

という想いを持ってのことでした。常に現場ファーストで特約店さんと、がむしゃらに仕事をしました。

それから約13年経った今、政治家を志してからも、その想いは変わりません。大きな決断ではありましたが、政策によって「安定・安心を守る」という点で、根底は同じだと考えています。市民の皆様の声に寄り添い、安定感のある大阪を実現したいです。

そして何より、自身がファーストペンギンとなり、「政治の世界にもっともっと競争をもたらし、政治家のレベル・質を高めたい」という想いが強く、思い切ってチャレンジしました。

自民党を選んだ2つの理由:正統派政治家でありたいから、あえて厳しい道を選んだ

編集部:

活躍の場として大阪で人気のある他党ではなく、自民党を選んだ理由は何でしょうか?

平山氏:

自民党を選んだ理由は、主に次の2点です。

1.大阪で自民党の支持を高め、与野党が対等な関係で緊張感のある政治を実現したい
2.国とのパイプを活かし、大阪の皆様の課題解決に貢献したい

1.大阪で自民党の支持を高め、与野党伯仲で緊張感のある政治を実現したい

現在、大阪では政権与党の自民党が野党という状況です。維新さんの支持が極めて高いです。一方で、国会でもそうですが、与党が大きすぎると政治に緊張感がありません。

与野党が拮抗する中で緊張感のある政治を実施することにより、有権者の声に耳を傾け、政策一つ一つに正確な政治が実行できるものと確信しています。

だから、大阪で自民党の支持をもっともっと高め、まずは与野党伯仲し、政策本位でしっかりと建設的な議論ができるそんな政治をしていきたいと思います。

2.国とのパイプを生かし、大阪の皆様の課題解決に貢献したい

自民党で活動する強みは、政権与党として国とのパイプが強いことです。現に、私も何かあれば、国会議員会館まで足を運び、相談したり、アドバイスを受けたりすることが多いです。

そのようにして、地域での課題や市民の皆様のご要望があれば、国と連携し速やかに解決策を模索する、そんな政治活動を実行したいと思っております。

そしてそのためにも、大阪でも与党に返り咲き、国と市のパイプがもっともっと強固になるようリーダーシップを発揮していきたいです。

あまり知られていないかもしれませんが、自民党の政治家は、政党の言いなりにならず自分の意見を持った人が多いんです。それでいて、いざという時は団結する強さもあります。私は政党に依存することなく自分の意見を持って話せる正統派政治家でありたいと考えているので、そんな先輩方が多くいらっしゃる自民党に魅力を感じました。

自身に課した3つのミッションで大阪に安定感を!

編集部:

大阪で、どのような政治活動をしていきたいとお考えですか?

平山氏:

最近の大阪は、コロナ対策、IRでの計画齟齬、都構想失敗など、やや安定感に欠いていると思います。

大阪に安定感をもたらすため、市民に寄り添い、実行力の伴った政治を実現したいと考えています。そのため、次の3点に注力していきたいです。

ハコモノよりも人への投資
人材の地産地消の実現
政治家改革

1.ハコモノよりも人への投資

自民党の立党の精神は「政治は国民のもの」です。

決してパフォーマンスの政治ではなく、人にお金をしっかりとかける政策を実行してまいります。

そして、将来の日本のために、子育て政策にも力を入れる一方で、全ての世代にバランス良く政策を実行したいと考えています。現役世代が輝いていないと子どもたちもどこを目指していいか分かりませんし、高齢者が安心して暮らせないと現役世代が走り切れません。

子ども世代
・塾、習い事代補助制度の拡充と所得制限撤廃
・高等教育無償化の所得制限撤廃
・給食の質・量向上による基礎体力強化

現役世代
・会社員の給料アップへの強力推進(賃上げ実施企業への補助金支給等)
・起業チャレンジへの支援金の支給(誰でも失敗を恐れずチャレンジできる世の中へ)
・労働者のメンタルカウンセリング受診無償化

高齢者世代
・大阪メトロ全駅全出口にエスカレーター完備
・気軽に参加できるコミュニティスペースの充実(趣味・出会い等)
・電動アシスト自転車の購入補助金支給

2.人材の地産地消の実現

人材の地産地消とは、その地で育った人材が、その地で活躍し、豊かな地域社会を確立することを指しています。現在、東京への一極集中が懸念されております。そんな中で地方創生こそが日本復興のカギであると考え、その重要な取り組みが、この人材の地産地消と確信しております。

ただ、人材の地産地消といっても少子化対策や教育の質向上、中小企業強化による賃金上昇、後継者不足に対するサポートなど、あらゆる政策が緊密に絡み合います。

単発の政策の繰り返しではなく、ビジョンの下で、全ての政策が有機的に絡み合う、そんな政治をもっと実現していかなくてはいけないと思います。

3.政治家改革

上記を実現するためにも、政治家のレベルをもっともっと高めないといけないと思っております。ただ、政治の世界には競争が少なく、それは政治家の質が上がらない一つの要因であると考えます。政令市だと4人が3つの椅子を争うような選挙も多いですが、上場企業の場合は数百人が役員や限られたポストの椅子を争います。どちらが成長するかは一目瞭然ですよね。

こうしたハイレベルな競争を生み、政治家のレベルを上げるために民間の優秀な人材を政治の世界に呼び込んだり、客観的に政治能力を測れる機会を作ったりしたいと考えています。

議席にしがみつくようなレベルの低い政治家ではなく、民間感覚を持ち、地域に貢献できる本質的な政治家が絶対に必要なんです。

日本のサラリーマン100選にも選ばれた民間経験を政治に活かす

編集部:

昭和シェル石油時代には日本のサラリーマン100選で取材を受けられましたね。民間企業での経験やスキルを政治の世界でどう活かせそうですか?

平山氏:

石油会社時代に培った現場主義は、ぶれずに貫いています。

また、「どこに問題があって(Where)」、「それがなぜで(Why)」、「そのためにどうするか(How)」を考えて改善を繰り返す(PDCAの実践)ことは民間企業だろうが政治だろうが一緒だと思います。

現場主義では、現場の声を一番に考え意見交換を積極的にし、その声を経営トップに伝えてきました。

昭和シェル石油・出光興産時代、「石油業界に今後どのような環境変化があろうが、一番大事なのは現場の笑顔」という現場ファーストの想いで向き合ってきました。「机の上で仕事をしていても何も変わらない、答えは現場にある」という信念は今でも微動だにしません。

政治家としても、市民の皆様や現場の声を聞き、「泥臭く政策を実行する」、そんな姿勢を持ち続けます。

編集部:

政策を考える際も、実際の現場の声を意識されているのですか?

平山氏:

電動アシスト付き自転車の購入補助の政策の背景にも、実際に大阪の坂道で高齢者の方が苦しそうに自転車を押して歩く姿を見かけて、話しかけたという出来事があります。

「電動アシスト自転車が手軽に買えたら楽なのに」とおっしゃっており、胸が痛みました

そういう市民の方一人一人に対する思いやりや想像力を持つためには、現場に足を運ばないと始まりません。議場だけでは何も生まれず、上っ面だけの政治になってしまうのです。そんなものは本質的ではありません。政治は政治家のものではなく、市民・国民の皆様のものなのです。

編集部:

平山さん、ありがとうございました。
大企業を退職され、思い切って政治の世界にチャレンジされた話をしっかり聞くことができました。

益々のご活躍を願っています。

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