茅ケ崎で発電の仕組み学ぶイベント プログラミング体験も

自らがプログラミングした「電気自動車」を走らせる子どもたち=電源開発技術開発部茅ケ崎研究所

 エネルギーの仕組みを楽しく学んでもらおうと、神奈川県茅ケ崎市と電源開発技術開発部茅ケ崎研究所(同市茅ケ崎1丁目)は4日、「エコ×エネ プログラミングラボ」と銘打った催しを開いた。親子連れがプログラミングを通じて、生活に欠かせない電気がどのようにつくられ、自分たちに届いているか理解を深めた。

 参加者は研究所内の見学からスタート。水力発電所やコンクリートダムの模型で発電の仕組みについて学んだ。

 その後、おもちゃのブロックで「電気自動車」を製作。保護者らと協力しながら、プログラミングに挑戦し、紙に描かれたコースを走らせた。小学生たちは、思い通りに走行しない「電気自動車」に苦労しながらも試行錯誤を重ね、プログラミングを体感していた。

 小学6年の男児は「ブロックで作った車は思い通りに動かなかったけど、プログラミングは楽しかった」と笑顔で話していた。

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