「小1の壁」解消を　相模原市、1日2時間の部分休暇制度導入へ　育児中の職員支援

2023/03/06

　相模原市は子育て中の職員をサポートするため、1日最大2時間まで取得できる「部分休暇制度」を4月から導入する。小学1～6年までの子どもを持つ職員が対象で、子どもが小学校入学後に親が直面する「小1の壁」の解消を目指す。県内では綾瀬市が昨年4月から同様の制度を取り入れている。

　「小1の壁」は子どもの小学校入学に伴い、保育施設に預けられる時間が短くなったり、勤め先の制度で時短勤務ができなくなったりすることで、仕事と子育ての両立が困難になることを指し、社会問題となっている。