3年目を迎えた神奈川県二宮町の環境シンポジウム「ぼくたちわたしたちの地球会議2023」が26日、町生涯学習センター「ラディアン」(同町二宮)で開催される。ことしのテーマは「海」で、気候変動問題について考える。町と環境づくりフォーラムの共催。
シンポでは環太平洋の海洋環境の変化などを記録してきたプロダイバーの武本匡弘さんが「海から見た地球」と題して講演。東京大生産技術研究所平塚総合海洋実験場の石戸谷博範さんをゲストに、武本さんや町民計6人でパネルディスカッション「山・川・海の生物多様性から気候非常事態宣言を考える」を行う。
町ではこの後、4月に町民参加のワークショップで「気候非常事態宣言」の文案などを練り、5月の「エコフェスタにのみや2023」の中で発出する予定。
シンポは町内外から参加可能で入場無料。午後2時から。