レッズが投打噛み合い4連戦先勝 フィリーズは3連敗で地区最下位タイ

【フィリーズ2-6レッズ】グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは1対1の同点で迎えた3回裏に4連打で3点を奪い勝ち越しに成功すると、5回裏、6回裏にも1点ずつを追加して突き放し、6対2でフィリーズに勝利。本拠地での4連戦初戦を制した。レッズ先発のニック・ロドロは5回6奪三振2失点の投球で2勝目(0敗)をマークし、4番手のアレクシス・ディアスが2セーブ目を記録。フィリーズ先発のベイリー・フォルターは2敗目(0勝)を喫している。

レッズは1回表にニック・カステヤノスのタイムリーで先制を許したが、1回裏に相手エラーで追いつくと、3回裏にはスペンサー・スティアーの勝ち越しタイムリーから打線が繋がり4対1とリードを奪う。5回表にはカイル・シュワーバーに4号ソロを浴びたものの、5回裏にウィル・マイヤーズのタイムリー、6回裏にはホセ・バレーロのタイムリー二塁打が生まれるなど効果的に加点すると、リリーフ陣も無失点リレーでリードを守り切った。

敗れたフィリーズはこれで3連敗となり、今季4勝9敗でナショナルズと並ぶ地区最下位タイに転落と苦しい状況をなかなか打開できずにいる。フィリーズはチーム防御率5.28と投手陣が低調で、打線もチーム打率こそ.282でメジャー4位となっているものの、本塁打数11はメジャー23位タイ、得点数51は同21位(数字は全て前日終了時点)と決め手を欠く。昨年ワールドシリーズに出場し、今年も補強を推し進めた有力チームが早くも最初の山場を迎えている。

© MLB Advanced Media, LP.