ブレーブスが完封リレーで7連勝 復帰のフリードが5回無失点の好投

【ブレーブス2-0パドレス】@ペトコ・パーク

ブレーブスは1回表にオースティン・ライリーの4号2ランで先制すると、投手陣が4人の継投でこのリードを守り切り2対0でパドレスに勝利。見事な完封リレーで7連勝を達成した。ブレーブス先発のマックス・フリードが1勝目(0敗)を記録し、4番手のA.J.ミンターが4セーブ目を記録。パドレス先発のライアン・ウェザースに1敗目(1勝)が記録されている。

ブレーブスは開幕戦で左のハムストリングを痛めたエース左腕のフリードが復帰登板。初回に2点の援護をもらうと、5回79球を投げて被安打4、与四球0、奪三振4で無失点と好投。1回裏、2回裏こそ2本ずつのヒットでピンチを背負ったものの、これを切り抜けると3回以降は一人のランナーも許さない投球を見せて復活をアピールした。また、開幕から無失点投球を続けているディラン・リー、ジェシー・チャベスがこの日も好投。最後はミンターが三者凡退で締めるなど、クローザーを務める予定だったライセル・イグレシアスの不在を感じさせない盤石の継投リレーを見せた。

ブレーブスはこれでリーグトップの13勝目をマーク。パドレスに3連敗を喫した後、きっちりと立て直して7連勝を決めている。正遊撃手のオーランド・アルシアや、昨年新人王のマイケル・ハリス二世が故障で離脱しても、昨年鮮烈なデビューを果たしたボーン・グリッソムや、オフに加入したサム・ヒリアードがきっちり穴を埋めるなど層の厚さはメジャー随一。充実の戦力でワールドチャンピオンのタイトル奪還を目指すブレーブスが、エース左腕の帰還でさらに勢いを増しそうだ。

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