インテル、マンチェスター・Cが初戦のアドバンテージ生かし準決勝へ|チャンピオンズリーグ

準々決勝2ndレグ2日目 結果まとめ

4月19日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグのインテル vs ベンフィカ戦、バイエルン vs マンチェスター・シティ戦が行われた。

■インテル vs ベンフィカ

13季ぶりの準決勝進出を決めたインテル ©Getty Images

1stレグで2点のリードを奪っていたインテルがこの試合でも先制する。14分、ニコロ・バレッラが鋭い切り返しからの左足のシュートをネットに突き刺し、トータルスコアを3-0とする。

対するベンフィカも38分、右からのクロスに対してフレデリク・アウルスネスがフリーでヘディングシュートをたたき込んで同点とし、1-1で前半を折り返す。

後半に入るとインテルが攻勢を強める。65分には左サイドからヘンリク・ムヒタリアン、フェデリコ・ディマルコとつなぎ、ラウタロ・マルティネスがダイレクトシュートを決めてリードを広げると、78分にはホアキン・コレアがコースを狙ったシュートを沈め、勝負を決定づける。

ベンフィカも粘りを見せ、86分にFKからアントニオ・シウヴァがヘディングシュートを決め、試合終了間際にはペタル・ムサがさらに1点を返したものの、そのままタイムアップ。トータルスコア5-3でインテルが13シーズンぶりの準決勝進出を果たした。


■バイエルン vs マンチェスター・シティ

順当に勝ち上がったマンチェスター・Cは、準決勝で前年王者と激突する ©Getty Images

バイエルンは1stレグの試合後に暴行騒動を起こしたサディオ・マネがベンチ入り。一方のマンチェスター・Cは1stレグと同じメンバーでこの試合に臨んだ。

立ち上がりから両チームの選手たちが激しい球際の攻防を繰り広げつつ、相手ゴールへと迫る場面を作る。17分には味方のスルーパスに抜け出したバイエルンのレロイ・ザネが左足でシュートを放つが、惜しくもゴール右へ。

すると35分、イルカイ・ギュンドアンの放ったシュートがダヨ・ウパメカノの左手に当たってハンドの判定となり、マンチェスター・CにPKが与えられる。しかしアーリング・ハーランドのキックはクロスバーを超え、先制点を奪うことはできず。前半はスコアレスのまま終了する。

後半もインテンシティーの高い攻防となる中、57分にはケヴィン・デ・ブライネのパスを受けたハーランドが相手GKとの1対1を制して先制点を奪い、トータルスコアを4-0とする。

勝ち抜けが厳しくなったバイエルンも80分、途中出場したマネのクロスが相手のハンドを誘ってPKを獲得し、ジュシュア・キミッヒが決めて1点を返したが、反撃もここまで。トータルスコア4-1でマンチェスター・Cが準決勝へと駒を進めた。

準決勝ではインテルとミランの“ミラノ・ダービー”が実現。マンチェスター・Cは前年度王者レアル・マドリードと対戦する。


[UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝2ndレグ 結果]
インテル 3-3 ベンフィカ (2戦合計5-3でインテルが準決勝進出)
バイエルン 1-1 マンチェスター・C (2戦合計4-1でマンチェスター・Cが準決勝進出)

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