お手軽にキャンプ気分が味わえる「パークキャンプ」って知ってる?快適に過ごすための道具もご紹介

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こんにちは!キャンプがニガテなファミリーキャンパー、えいみーです。今回はコールマンが提唱する新しいキャンプスタイル「パークキャンプ」についてご紹介します。パークキャンプは、特別な予約は不要で、公園にちょっとしたキャンプ用品を持ちこむだけで楽しめます。お手軽にキャンプ気分が味わえるため、老若男女問わず多くの人にオススメのキャンプスタイルです。パークキャンプの魅力や、パークキャンプで快適に過ごすための道具についてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!

公園でお手軽にキャンプ気分!「パークキャンプ」は新しいキャンプのスタイル

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キャンプは「自然に触れ合える」という醍醐味がある一方で、道具を揃えるのにコストがかかったり、準備に手間がかかったりします。そのため「なかなか気軽に行けない」という人も少なくないでしょう。

そんな人にオススメしたいのが、公園で手軽にキャンプ気分が味わえる「パークキャンプ」です。

「パークキャンプ」とは、キャンプ場ではなく、いつもの公園遊びに少しだけキャンプ要素を取り入れて、より手軽にキャンプ気分を楽しむというもの。アウトドアメーカーのコールマンが提唱する新しいキャンプスタイルです。

コールマンでは、ママさんとそのお子さんを対象にパークキャンプを推奨していますが、そのほかにもテントを張る練習をしたいキャンプ初心者さんや、「キャンプに行くまとまった時間は取れないけど、外で1日のんびり過ごしたい」という忙しい現代人にも最適なんです!

筆者も、子供の習い事や悪天候などの事情で週末のうち1日しか時間が取れないときは、家族で近場の広い公園へ行き、パークキャンプを楽しんでいます♪

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子供が大きくなるにつれて、習い事やら部活動やら塾やらで、キャンプに行ける回数は年々減っていくので、お手軽に行けるというのはとっても魅力的!

パークキャンプはとってもお手軽!デイキャンプとの違いをもとに魅力的なポイントを解説

筆者撮影

パークキャンプとよく似たキャンプスタイルに、宿泊を伴わない日帰りキャンプの「デイキャンプ」があります。

ただ、パークキャンプとデイキャンプにはいくつかの違いがあり、パークキャンプはデイキャンプよりもさらにお手軽なんです!

ここでは、デイキャンプとの違いを比較しながら、パークキャンプの魅力について解説していきます。

予約が不要

キャンプ場で行うデイキャンプの場合、事前に予約が必要な場合が多いです。

当日のお天気だったり、体調だったり、集まる人数だったり……アウトドアでは当日にならないと分からない要素も多いので、予約が難しいケースもあるかと思います。

その点、パークキャンプは、朝起きてお天気が良ければ準備を始めて、近くの公園に行けば楽しめるのでとってもお手軽です!

チェックイン・チェックアウトがない

キャンプ場でデイキャンプをする場合、基本的にはチェックイン時間とチェックアウト時間が定められていて、その時間内でしか施設を使うことができません。

ほとんどの場合、公園施設は時間に関係なく利用できるので、パークキャンプなら時間を気にせずに楽しめるんです。

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公園によっては利用時間や駐車場の出入りの時間が定められているケースもあるけど、キャンプ場よりは時間の制限がゆるいところが多いよ!

低コスト

予約が必要なキャンプ場でのデイキャンプの場合、デイキャンプ料金がかかります。しかし、公共の公園を利用するパークキャンプの場合、基本的に無料で楽しめます

車で行く場合は駐車場料金がかかる場合もありますが、無料の駐車場が併設されている郊外の公園も多いので、コストは抑えようと思えば抑えられます。

火器の用意が不要

キャンプ場で行うデイキャンプの場合、焚き火やバーベキューグリルを持ち込んで調理などができます。

しかし、公共の公園施設を利用するパークキャンプの場合は、基本的には「火器厳禁」「バーベキュー禁止」などの規則があり、バーナーや火器などを扱っての調理はできないケースがほとんどです。

火器の用意が不要だからこそ持って行く道具が少なくて済み、調理ができないからこそ食材を準備したりメニューを考えたりする手間が省けます。そのため、パークキャンプはデイキャンプよりもずっと手間が少ない、お手軽なレジャーと言えるでしょう!

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近くの公園を選べば移動に時間がかからないし、できることも限られているから、いつもの公園遊びにプラスアルファするだけのお手軽さが魅力だね♪

※ 場所によっては、テントを張るのが禁止の公共の公園もあります。事前に公園の規則などをよく確認の上、自己責任で行ってくださいね。

お手軽かつ快適にキャンプ気分を味わおう!パークキャンプに必要な道具をご紹介

公園でお手軽にキャンプ気分を味わえるパークキャンプでは、あまり凝った道具は持ち込まず、カンタン・快適・コンパクトに使える道具がオススメです。

ここからは、パークキャンプをより快適に過ごすために必要な道具をご紹介していきます!

【1】 テント

筆者撮影:コールマン『スクリーンシェード』

荷物を置いたり座ってくつろいだりできる「プライベート空間」があると、ぐっとキャンプ気分が上がりますよね。

「キャンプ用のテントは持っていないけど、公園で使えるポップアップテントは持っている」という人も多いと思いますので、ぜひテントを活用してみましょう!

特に、フルクローズできるテントであれば、日中の紫外線を遮るため、子供のお着換えのため、授乳のためなど、さまざまな場面で活用できます

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以前ご紹介したコールマン『スクリーンシェード』が、軽くてコンパクトで風にも強くてオススメ!

【2】レジャーシート

筆者撮影

「テントは荷物になるし、設営するのも片付けするのもちょっと面倒」という人は、レジャーシートだけでもOKです。

テントよりも手軽に場所を移動できるので、お日様の傾きに合わせて日陰に移動できますし、レジャーシートを敷くだけでも「基地感」は演出できます。

冷気や湿気を通さず、通年快適に使用できる断熱防水のレジャーシートが最適です!

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特に小さい子供がいる場合は、チェアよりもレジャーシートのほうが自由に動けて良いかも♪

子供用のチェアは意外と「じっと座っててくれなくて、活躍の場が少ないままサイズアウトしちゃった……」なんてこともあるよ(笑)

【3】折りたたみチェア

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手軽に使えて一気にキャンプ感が出るアウトドアチェアは、家族で一人一脚あっても良いほど便利なアイテムです。

コンパクトなサイズの折りたたみチェアは持ち運びに便利で、運動会やお庭などでも大活躍しますよ!

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筆者が愛用しているコールマンの『ヒーリングチェア』は、コンパクトさには少し欠けるけど、肩にかけて持ち運ぶことができて、座り心地がとても良いから長時間リラックスしたい時にピッタリだよ!

【4】折りたたみテーブル

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食べ物や飲み物が置けるテーブルが一つあると、キャンプ気分も盛り上がります。

アウトドア用の小さな折りたたみテーブルは種類が多いですが、くるくると丸めて収納できる「ロールテーブル」が非常にコンパクトで使いやすいです!

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以前ご紹介したセリアの折りたたみテーブルも、とっても軽量でコンパクトな上に110円とコスパ最強なので、こちらもぜひチェックしてみてね♪

マストじゃないけどあると便利!お手軽パークキャンプで活躍するアイテムをご紹介

ここからは、「なくてもパークキャンプを楽しめるけど、おうちやキャンプでも使えて便利」というアイテムをご紹介していきます!

【1】 キャリーワゴン

筆者撮影:駐車場からサイトが遠いキャンプ場では、貸出リヤカーがあるところが多いですがけっこう大変(笑)

駐車場から公園内に荷物を運ぶのに、舗装された道がある公園では、キャリーワゴンがあるととても便利です。

荷物は大きなトートバッグにまとめたり、リュックに背負っていくこともできますが、キャリーワゴンを使うともっと楽に運べます。

駐車場からキャンプサイトまで徒歩で移動しなかればならないキャンプ場もあるので、パークキャンプ以外でもキャリーワゴンが活躍するシーンは多いですよ。

【2】折りたたみコット

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筆者のように「一日公園にいるのであれば、お昼寝したい!」と思う人も多いのではないでしょうか?

レジャーシートにごろんと転がってももちろんOKですが、折りたたみの「コット」というアイテムは、とても寝心地が良く便利です。

キャンプの際にはコットの上に寝袋を敷き、「コット寝」をするというキャンパーさんも多いので、寝心地についてはお墨付きです!

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ベンチのようにも使えるので、チェアを省いて、折りたたみコットを「座る&寝る」の2wayで使うのもアリかも♪

【3】ソフトクーラーバッグ

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「冷たい飲み物を公園でも飲みたいけど、ハードクーラーバッグは大きくて重たいから持って行きたくない」という場合は、普段使いもできる柔らかい素材でできた軽量なソフトクーラーバッグがオススメです。

ソフトクーラーバッグなら、使わないときは小さく折りたためますし、持ち運びの際にも扱いやすいですよ。

小さいサイズのソフトクーラーバッグであれば、普段のお弁当用にも使えるので無駄になりません。

【4】 アウトドア用保温ボトル

筆者撮影

「暖かい食べ物や飲み物を持ち込んで飲食したい!」という人にぜひオススメしたいのが、アウトドア用の保温ボトルです。

公共の公園では、基本的にバーナーなどの火器は使えない場合がほとんどです。

しかし、保温力に優れた保温ボトルがあれば、お湯を持ち運べるので、バーナーがなくてもカップラーメンなどが楽しめます

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サーモスの『山専用ボトル』という商品は、アウトドアでの使用を前提に保温力・耐久性が高められていて、我が家でも一年中愛用しています!

【5】 コップ

筆者撮影:家族3人分が片手にすっぽり収まるコンパクトと元気になれるカラフルさがお気に入り♪

保温ボトルと一緒にコップを持っていけば、コーヒーやホットカルピスなど、暖かい飲み物も手軽に楽しめます。

使い捨ての紙コップでもいいですが、アウトドア用のオシャレなコップを用意すると気分も上がりますよ!

我が家では手のひらに収まるサイズで、軽量コンパクトなWildo(ウィルドゥ)の『フォールダーカップ』を持って行き、コーヒーを飲んだりホットカルピスを楽しんだりして、アウトドア気分を満喫しています。

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お気に入りのコップであったかい飲み物を飲むだけでも、いつもの公園遊びとちょっと違ったアウトドア気分を味わえるから、ぜひ試してみてね!

公園でお手軽にキャンプ気分が味わえるパークキャンプはこんな人にオススメ!

公共の公園でお手軽にキャンプ気分が楽しめるパークキャンプは老若男女にオススメですが、特にオススメしたい人についてまとめてみました。

キャンプ初心者さん

筆者撮影:本番のキャンプの前にテントの試し張りをやっておくと安心

筆者の知人にもいるのですが、「キャンプの道具は買いそろえたけれど、天候・気候などの問題でお庭キャンプからなかなか脱することができない」というキャンプ初心者さんは、まずパークキャンプでキャンプ気分を味わってみることをオススメします!

パークキャンプでは、「テントの組み立てや片付けにどのぐらいの時間がかかるか」「1日外で過ごしてみて快適に過ごせるか」「足りないものはないか」「紫外線や虫対策などはじゅうぶんか」などなど、さまざまなことがシミュレーションできます。そのため、宿泊キャンプに出掛ける前の練習として最適です。

アウトドア好きのカップル

筆者撮影

カップルで公園に行くだけでもじゅうぶん楽しいと思いますが、そこに流行りの「キャンプ気分で」という付加価値をつけられるパークキャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

眺めの良い公園を選んで、折りたたみチェアを並べてゆったりとサンセットを眺めれば、会話がいつもより弾むかもしれませんよ♪

小さいなお子さん連れのファミリー

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小さいお子さんの面倒を見ながら、キャンプの準備や設営、後片付けなどをするのは、かなりの労力がかかりますよね。

特にお子さんが小さい場合、キャンプ場での宿泊キャンプだと、途中で飽きてしまうケースもあるでしょう。

遊具などが多い広々とした公園でパークキャンプをすれば、お子さんにとっても親御さんにとってもストレスが少なく過ごせますよ。

忙しくて遠出する時間がない人

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お仕事が忙しかったり、連続してお休みが取りづらかったりする人は、キャンプ場の予約を取ること自体がハードルだったりもするでしょう。

パークキャンプなら予約はせず、朝起きてお天気が良かったら、最低限のギアだけを持って出かけられます。近場の公園でさくっとアウトドア成分をチャージできるので、手軽に気分をリフレッシュできますよ。

車やバイクなどを持っていない人

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車やバイクなど、移動手段となる乗り物を所持していない人にとって、キャンプはかなりハードルの高いレジャーです。

その点、パークキャンプであれば、リュックに詰められる程度の最小限の荷物でOKですし、徒歩や公共交通機関で気軽にアクセスできる場所で楽しめます

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朝起きて思いついたら準備を始めればいいから、キャンプの準備や片付けがおっくうな人にも最適! お天気が良い日に試してみよう♪

春秋はパークキャンプの最適シーズン!公園でお手軽にキャンプ気分を味わおう♪

夏は平地では暑さが厳しくなるため、都市近郊の公共の公園でパークキャンプを楽しむのに最適なシーズンは春と秋です!

いつもの公園遊びにちょっとだけキャンプ要素を付け足して、お手軽にキャンプ気分を味わってみてはいかがでしょうか。

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