ツインズ・前田が15日間の故障者リスト入り 右上腕三頭筋痛と発表

日本時間4月30日、ツインズは前田健太を右上腕三頭筋痛により15日間の故障者リストに登録したことを発表した。前田は日本時間4月27日のヤンキース戦で今季4度目の先発マウンドに上がったが、4回途中に右腕の違和感を訴えて降板。MRI検査の結果、構造的な損傷はないものの、右腕の筋肉に張りと炎症が出ていることが判明していた。なお、故障者リスト入りは最終登板の翌日、日本時間4月28日にさかのぼって適用される。

現在35歳の前田は、今季がメジャー移籍時に結んだ8年契約の最終年。トミー・ジョン手術により昨季を全休し、復活を目指したシーズンだったが、ここまでは4試合に先発して16イニングを投げ、0勝4敗、防御率9.00、14奪三振、被打率.329、クオリティ・スタートなしと苦しいシーズン序盤となっている。トミー・ジョン手術明けということもあってまだ本調子とはいかず、今月中旬には腕の疲労を考慮して登板をスキップ。日本時間4月21日のレッドソックス戦では足首に打球を受けて2イニングで降板するアクシデントにも見舞われた。

前田の故障者リスト入りによって先発ローテーションが1枠空くため、ツインズは前田の代役としてベイリー・オーバーを昇格させた。日本時間4月29日のロイヤルズ戦ではタイラー・マーリーが右肘の違和感を訴えて降板しており、先発投手陣にさらなる故障者が発生する可能性もある。パブロ・ロペス、ソニー・グレイ、ジョー・ライアン、マーリーの先発四本柱はここまでアメリカン・リーグ中部地区の首位に立つチームの快進撃を牽引しており、前田に続いてマーリーまで離脱することになれば、ツインズにとって痛手となりそうだ。

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