ツインズ・前田が10失点で開幕4連敗 腕の不調で離脱する可能性も

【ヤンキース12-6ツインズ】@ターゲット・フィールド

前日の試合で2001年以来となる対ヤンキースのシーズン勝ち越しを決めたツインズだが、3連戦のスイープを狙った今季の最終対戦は先発の前田健太が4回途中11安打10失点の大乱調。6対12で大敗し、1991年以来となる敵地での3連戦スイープを成し遂げることはできなかった。ヤンキース先発のドミンゴ・ヘルマンは6回6失点ながら2勝目(2敗)をマーク。前田は開幕4連敗(防御率9.00)となった。

ヤンキースは2回表に前田を捕らえ、アーロン・ジャッジの3点タイムリー二塁打などで一挙5点を先制。2回裏にホセ・ミランダの1号ソロで1点を返されたが、4回表にはグレイバー・トーレスの3号2ランなどで6得点のビッグイニングを作り、11対1と大量リードを奪った。ツインズはミランダの2号2ラン、ジョーイ・ギャロの7号2ランなどで反撃したが、試合前半に大量得点を奪ったヤンキースが12対6で勝利。ツインズの連勝は3でストップした。

前田は4回途中まで72球を投げて被安打11、奪三振2、与四球2と打ち込まれ、自己ワーストの10失点。4回表は打者5人から1つもアウトを取れず、右腕の違和感を訴えて降板した。ロッコ・バルデリ監督によると、「(検査結果が出ていないため)具体的なことは言えないが、しばらく休養が必要かもしれない」とのこと。トミー・ジョン手術明けの今季は思うようなピッチングができておらず、今日の試合では速球の平均球速が88.6マイルまで落ちていた。8年契約の最終年、前田は試練のときを迎えている。

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