上位3チームがそれぞれ大勝。久保は途中出場から見事な追加点で勝利に貢献

写真:久保は途中出場から今季7点目となる追加点を決めた ©Getty Images

4月28日から5月1日にかけて、ラ・リーガ第32節の10試合が行われた。

首位バルセロナはホームでベティスと対戦。開始14分に負傷離脱から復帰したアンドレアス・クリステンセンのヘディングシュートで先制すると、33分に相手に退場者が出たこともあってその後は一方的な展開に。前半のうちにロベルト・レヴァンドフスキとハフィーニャがゴールを奪うと、終盤にはOGで追加点。15歳290日のラミン・ヤマルをデビューさせる余裕も見せ、4-0で完勝した。

2位レアル・マドリードはホームでアルメリアと対戦。開始早々の5分にカリム・ベンゼマが先制点を挙げると、17分と42分にもベンゼマがゴールを奪い前半だけでハットトリックを達成。後半開始早々にはロドリゴにもゴールが生まれ、相手に2点を奪われたものの4-2で勝利を収めた。この結果、バルセロナとの勝ち点差は「11」のままとなった。

バジャドリードとのアウェイゲームに挑んだ3位アトレティコ・マドリードは、20分にナウエル・モリーナのゴールで先制すると、ホセ・マリア・ヒメネスとアルバロ・モラタのゴールでさらに2点を追加。その後バジャドリードに2点を返されたものの、終盤に2点を追加し5-2で乱打戦を制した。

久保建英がベンチスタートとなった4位レアル・ソシエダはアウェイでオサスナと対戦。開始7分に左サイドからのクロスがOGを誘って先制すると、90分には後半途中から出場していた久保がペナルティーエリア内右寄りの位置でボールを受け、DFの股間を抜くシュートで追加点。2-0で勝利を収めた。

ビジャレアルはニコラス・ジャクソンが前半に2ゴールを奪うなどの活躍を見せ、セルタに3-1で勝利。降格圏に沈むチーム同士の対戦となったエスパニョールとヘタフェの対戦は1-1の痛み分けに終わった。ヘタフェはこの試合からホセ・ボルダラス新監督が指揮を執っている。

2連勝中だったバレンシアはアウェイでカディスと対戦。前半終了間際と後半開始早々に1点ずつを奪われ、その後1点を返したものの1-2で敗れ、16位に後退した。最下位エルチェは前節バルセロナを下したラージョ・バジェカーノと対戦。27分に相手に退場者が出たこともあって効果的に得点を重ね、4-0で勝利を収めた。

マジョルカ vs アスレティック・ビルバオは1-1の引き分け。セビージャは直近6試合で3勝2分け1敗と好調のジローナに0-2で敗れている。


[ラ・リーガ 第32節 結果]
オサスナ 0-2 レアル・ソシエダ
エルチェ 4-0 ラージョ・バジェカーノ
R・マドリード 4-2 アルメリア
バルセロナ 4-0 ベティス
カディス 2-1 バレンシア
ビジャレアル 3-1 セルタ
エスパニョール 1-1 ヘタフェ
バジャドリード 2-5 A・マドリード
マジョルカ 1-1 アスレティック・ビルバオ
セビージャ 0-2 ジローナ

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