マンチェスター・Cが暫定首位に立つも、アーセナルがダービー制し首位の座を奪還。三笘は途中出場で大勝に貢献

プレミアリーグ 第34節 結果まとめ

写真:壮絶な乱打戦を制し4連勝を飾ったリヴァプールは暫定5位に浮上 ©Getty Images

4月29日から5月2日にかけて、プレミアリーグ第34節の10試合が行われた。

首位争いで先に試合を行ったのはマンチェスター・シティ。アウェイでフラムと対戦すると、開始早々に得たPKをアーリング・ハーランドが冷静に沈めて先制。15分に同点に追いつかれたものの、36分にはフリアン・アルバレスが勝ち越しゴール。後半はスコアが動かず、2-1で勝利したマンチェスター・シティが暫定首位に立った。なお、ハーランドはシーズン通算34ゴールとし、42試合制時代も含めたプレミアリーグ最多得点記録に並んだ。

アーセナルはチェルシーとの“ビッグロンドン・ダービー”に挑んだ。18分にマルティン・ウーデゴーアのゴールでペースをつかむと、31分に再びウーデゴーア、34分にはガブリエウ・ジェズスが追加点。チェルシーも65分に1点を返すが反撃も及ばず、アーセナルが3-1で勝利。勝ち点を78に伸ばし首位の座を奪い返した。敗れたチェルシーはこれでリーグ戦5連敗。

ウルヴスをホームに迎えたブライトンは、6分のデニス・ウンダヴの先制点を皮切りにゴールラッシュを展開。最終的にウンダヴ、パスカル・グロス、ダニーウェルベックが2ゴールずつを奪い、6-0で快勝した。三笘薫はベンチスタートから56分にピッチに入り、相手守備陣への猛プレスでチーム6点目を演出した。

マンチェスター・ユナイテッドは直近10戦無敗と好調のアストンヴィラと対戦。39分にブルーノ・フェルナンデスがこぼれ球を押し込んで先制すると、後半は両チームがチャンスを作りながらもゴールは生まれず、1-0でマンチェスター・ユナイテッドが勝利を収めた。

トッテナムをホームに迎えたリヴァプールは3分にカーティス・ジョーンズ、5分にルイス・ディアス、15分にモハメド・サラーと順調に得点を重ねる。しかしトッテナムもハリー・ケイン、ソン・フンミンのゴールで追い上げると、90+3分にはリシャルリソンのリーグ戦初ゴールで同点とする。このまま引き分けかと思われた90+4分、ディオゴ・ジョッタが起死回生の勝ち越しゴールを奪い、4-3でリヴァプールが激闘を制した。

クリスタル・パレス vs ウェストハムは立ち上がりから激しい点の取り合いとなり、クリスタル・パレスが4-3で逃げ切りに成功。ノッティンガム・フォレストと対戦したブレントフォードは、前半終了間際に先制されながらも終盤に2点を返し逆転勝利を収めた。3位ニューカッスルは最下位サウサンプトンに先制を許したものの、カルム・ウィルソンの2ゴールなどで3-1の逆転勝利を飾っている。

ボーンマスはジェフェルソン・レルマの2ゴールなどでリーズに4-1と快勝。敗れたリーズはハビ・グラシア監督を解任している。下位チーム同士の対戦となったレスター vs エヴァートンは2-2の引き分けに終わっている。


[プレミアリーグ 第33節 結果]
クリスタルパレス 4-3 ウェストハム(試合ハイライトはこちら
ブライトン 6-0 ウルヴス(試合ハイライトはこちら
ブレントフォード 2-1 ノッティンガム・フォレスト(試合ハイライトはこちら
ニューカッスル 3-1 サウサンプトン(試合ハイライトはこちら
マンチェスター・U 1-0 アストン・ヴィラ(試合ハイライトはこちら
フラム 1-2 マンチェスター・C(試合ハイライトはこちら
ボーンマス 4-1 リーズ(試合ハイライトはこちら
リヴァプール 4-3 トッテナム(試合ハイライトはこちら
レスター 2-2 エヴァートン(試合ハイライトはこちら
アーセナル 3-1 チェルシー(試合ハイライトはこちら

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