完成間近、川崎市役所新本庁舎 7月に市民向け内覧会、展望ロビーやスカイデッキも 19日まで参加者募集

6月の完成に向けて建設が進む川崎市役所新本庁舎=同市川崎区

 川崎市は7月8、9の両日、市役所新本庁舎(同市川崎区宮本町)の内覧会を開催する。新本庁舎は6月に完成し、10月に利用を開始する予定で、市民に親しんでもらおうと企画した。市内在住者を対象に、5月19日まで参加者を募集している。

 新本庁舎は地下2階、地上25階建ての高層棟と、旧本庁舎を復元し、一般公開される旧市長室や会議室などがある3階建ての復元棟で構成され、両棟をアトリウムでつないだ構造となっている。内覧会では、高層棟最上階の展望ロビーやスカイデッキ、23階の議場、復元棟2階の旧市長室などを見学できる。

 市担当者は「にぎわいを創出するスペースもあることを知ってもらい、多くの市民に親しんでもらいたい」と話している。

 7月8日は午後に3回、9日は午前と午後に計6回開催し、各回約1時間を予定。1組最大5人で、いずれの回も定員約100人。市のホームページや郵送、ファクスで申し込む。応募多数の場合は抽選で決める。問い合わせは、市本庁舎等整備推進室電話044(200)0281。

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