【14日】G7長崎保健相会合が閉幕 平和公園で献花

献花した後、平和祈念像前で記念撮影する加藤厚労相(右から6人目)ら各国代表ら=長崎市、平和公園

 長崎市尾上町の出島メッセ長崎で開かれた先進7カ国(G7)保健相会合は14日、ワクチンや治療薬を途上国にも公平に分配する仕組みづくりや、誰もが適切な医療を受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」の達成などを目指すG7長崎保健大臣宣言を採択し、閉幕した。会合の成果は19日に開幕するG7首脳会議(広島サミット)につなげる。
 閉幕後、各国代表らは同市の平和公園を訪れ、平和祈念像前に献花した。
 G7閣僚会合が長崎県で開催されるのは初めて。G7と欧州連合(EU)、招待国のインド、インドネシア、ベトナムの保健相らが出席し、13、14日の2日間、将来の公衆衛生危機対応のための国際的な枠組みなどについて議論した。

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