宮崎市の高校でインフル集団感染491人 8日間の臨時休校

 宮崎市は17日、市内の高校で16日までに生徒476人、職員15人の計491人がインフルエンザに感染したと発表した。現在のところ重症者や入院者はいない。

体育祭で一気に感染拡大か

 宮崎市によると、インフルエンザの集団発生は市内の高校1校で確認され、患者数は生徒と職員あわせ491人となっている。この高校では9日に生徒1人、11日に生徒30人、12日には55人となり感染拡大の兆候をみせたため、体調不良者は先週末の体育祭への参加を見合わせる措置を取っていたが、体育祭を経た15日に生徒職員合わせて394人と一挙に拡大した。このため高校では今週月曜から来週月曜までの8日間、臨時休校の措置をとっている。今のところ重症者はいないという。

 また、宮崎大学附属中学校でもインフルエンザが複数の学年で確認されたとして、18日と19日の両日、臨時休校する。

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