適正な五輪大会運営へ 札幌市が検討委設置し初会合 招致への市民の不信感根強く 弁護士など委員10人がクリーンな体制議論

2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致を目指す札幌市はきょう、大会運営の見直し案について話し合う検討委員会の初会合を開きました。検討委は東京五輪の汚職・談合事件で札幌招致への不信感が高まっていることを受け設置されました。

(秋元市長)「東京大会での様々な問題を二度と起こさない、起こらないような形にしていく」。

検討委は弁護士や競技団体の関係者など10人で構成され、クリーンな大会に向けた運営体制などについて議論します。

(生田委員)「委員からは様々な意見、場合によっては厳しい意見も出るかとは思うが、札幌市にはそれらの意見を受け止めて公平・公正な大会運営につなげていっていただきたい」。

次回は来月下旬に開き、大会運営の見直し案の中間報告について議論する予定です。

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