R・ソシエダ、久保のゴールでCL出場に前進。バルセロナは優勝決定後、2連敗

写真:今季9ゴール目を決めた久保。リーグ戦の直近5試合で3ゴールと好調を維持している ©Getty Images

5月23日から25日にかけて、ラ・リーガ第36節の10試合が行われた。

バルセロナはアウェイでバジャドリードと対戦。開始早々の2分にOG、22分にはPKで追加点と前半のうちに2点のリードを許す苦しい展開に。後半に入り73分にはさらに1点を追加され、終盤にロベルト・レヴァンドフスキが1点を返したものの、1-3で完敗を喫し、2連敗となった。

レアル・マドリードはホームにラージョ・バジェカーノを迎えた。前節バレンシア戦で退場処分を受けたヴィニシウス・ジュニオールは、クラブ側の異議申し立てにより処分が取り消されたものの、膝の違和感で欠場となった。試合は31分、スルーパスに抜け出したカリム・ベンゼマが相手GKをかわして先制ゴールを奪うも、83分にラウール・デ・トマスのゴールでラージョ・バジェカーノが同点に追いつく。それでも89分、ロドリゴが勝ち越しゴールを奪い、レアル・マドリードが2-1で競り勝った。

エスパニョールとのアウェイゲームに挑んだアトレティコ・マドリードは、前半のうちにサウール・ニゲスとアントワーヌ・グリースマンが、後半立ち上がり早々にはヤニック・カラスコがゴールを奪い、3点リードと有利に試合を進める。しかし64分に1点を返されると、そこからさらに2点を失い3-3のドローに終わった。これによりアトレティコ・マドリードは3位に後退し、レアル・マドリードが2位に浮上した。

久保建英が先発出場したレアル・ソシエダはホームでアルメリアと対戦。36分に相手に退場者が出ると、前半アディショナルタイムには久保が右サイドから切り込んで左足を振り抜き先制ゴール。結局これが決勝点となり、1-0で勝利を収めた。

5位ビジャレアルは残留争いを演じるカディスと対戦し、ニコラス・ジャクソンの2ゴールで完封勝利。レアル・ソシエダとの勝ち点「5」差をキープし、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に望みを繋いだ。

ベティスはホームで下位のヘタフェに0-1で敗戦。アスレティック・ビルバオ vs オサスナは2-0でオサスナが勝利し、この両チームが勝ち点「50」で並んだ。

セルタ vs ジローナ、エルチェ vs セビージャはいずれも1-1の引き分けに終わった。マジョルカ vs バレンシアは1-0でマジョルカが勝利している。


[ラ・リーガ 第36節 結果]
セルタ 1-1 ジローナ
R・ソシエダ 1-0 アルメリア
バジャドリード 3-1 バルセロナ
エルチェ 1-1 セビージャ
ビジャレアル 2-0 カディス
R・マドリード 2-1 R・バジェカーノ
ベティス 0-1 ヘタフェ
エスパニョール 3-3 A・マドリード
マジョルカ 1-0 バレンシア
オサスナ 2-0 A・ビルバオ

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