横浜市中区の北仲通北地区に、高さ約150メートルの大型複合施設が建設されることが2日、分かった。MICE(国際会議などの総称)の誘致も可能なホテルやハイグレードのマンションなどで構成。大和地所(同区)と住友不動産(東京都)が、国際的なビジネス拠点の形成を目指し、2026年11月末の完成を予定する。街のにぎわい創出や回遊性の向上が期待される。
建設予定地は横浜市役所の向かい側で、横浜高速鉄道みなとみらい線馬車道駅から徒歩2分の場所。高層マンション「ザ・タワー横浜北仲」に隣接し、5月末まで駐車場として利用されていた区画だ。
関係者によると、敷地面積は約9300平方メートル。地上40階建てで、1~16階がホテル、18~40階がマンションとなる。
ホテルは約300室を構え、MICEの誘致も可能な大型多目的ホールを設置予定。マンション部分は100平方メートル以上の大型住戸を中心に、約200戸を備える。