入院中の子どもたちに楽しい思い出をつくってもらおうと、県立こども医療センター（横浜市南区）に3日、移動式のメリーゴーラウンドが設置された。木馬に乗った子どもたちは、見守る看護師や保護者に手を振りながら顔をほころばせた。
「では出発します！」。ハンドベルの合図とともに、白い木馬がゆっくりと動き出す。子どもたちは、面会に来た保護者の腕に抱かれて乗ったり、看護師と一緒にまたがったり。スペースに余裕があるため、車いすやバギーに乗ったまま体験することもできる。この日は70人ほどがメリーゴーラウンドを楽しんだ。
