小山市の渡良瀬遊水地で生まれた"コウノトリのヒナ" 1羽が巣立つ 

 今年(2023年)4月に小山市の渡良瀬遊水地で生まれた国の特別天然記念物コウノトリのヒナのうち1羽が8日、巣立ちしたことが確認されました。

 ヒナは今年4月、コウノトリの雄の「ひかる」と雌の「レイ」のペアから2羽生まれました。

 誕生から64日目の8日午前9時54分、ヒナ1羽が巣から飛び立ちいったん巣に戻りましたが、すぐにもう一度飛び立ちました。

 現地で観察していた人によりますと、雄の「ひかる」とみられるコウノトリがいる南西方向に飛び、地面に降り立ったということです。

 飛び立ったひなは、5月19日の調査で体重が4.2キロあり、去年(2022年)のヒナと比べて5日早い巣立ちでした。

 性別は6月11日に行われる、ヒナの愛称命名式で発表されるということです。

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