関東甲信地方が"梅雨入り" 去年より2日遅い 「梅雨の季節を象徴するハナショウブが見ごろ」

 気象庁は8日、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。平年より1日、去年(2022年)より2日遅い梅雨入りです。

 8日の関東甲信地方は、前線や湿った空気の影響で、今夜からあすにかけて広い範囲で雨となる見込みです。

 気象庁によりますと、向こう1週間も低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多くなるということです。

 宇都宮市にある県総合運動公園の水生植物園では、紫や白の花を咲かせるハナショウブが見頃を迎えました。

 ハナショウブは、水辺に生えるアヤメ科の植物で、この梅雨の季節を象徴する花の1つです。

 訪れた人たちは雨や曇天に映える鮮やかな花々を楽しんでいました。

 管理事務所によりますと、今年(2023年)は例年より1週間ほど遅い5月中旬に咲き始め、これからピークを迎えるということです。

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