富士大、11安打放つも及ばず 全日本大学野球

青学大に敗れて決勝進出を果たせず、悔しい表情を浮かべる富士大の選手=神宮

 【東京支社】第72回全日本大学野球選手権第5日は10日、神宮球場で準決勝2試合が行われ、富士大(北東北)は2-5で青学大(東都)に敗れ、14年ぶりの決勝進出は果たせなかった。明大(東京六大学)は白鷗大(関甲新)を6-0で下した。

 富士大は投手陣がつかまり、三回まで毎回失点で後手に回った。0-1の1回は渡辺悠斗(3年、東京・堀越)が同点の中前打を放ち、1-4で迎えた三回は麦谷祐介(3年、宮城・大崎中央)が左翼へソロ本塁打をたたき込んだ。相手を上回る11安打を放ったが、四回以降は攻めあぐね無得点に終わった。

 青学大の松本龍哉(2年、盛岡大付)は5番・指名打者で出場し、4打数1安打だった。

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