341億円補正予算案を提出 札幌市定例市議会が開会 五輪招致関連に4100万円 省エネ家電購入市民へのポイント付与事業も

札幌市の第2回定例市議会がきょう開会し、秋元克広市長が総額341億円の一般会計補正予算案を提出しました。補正予算案には2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致関連として4100万円を盛り込みました。東京大会の汚職事件を踏まえた再発防止策の策定や公開討論会の開催に活用します。また、物価高騰対策として省エネ家電を購入する市民に対しキャッシュレスポイントを付与する支援事業など8億円を盛り込みました。一般会計は今回の補正予算を追加して総額1兆2442億円となり過去最大となっています。

秋元市長「(今回の補正予算は)コロナ禍により落ち込んだ経済の活性化や脱炭素社会の実現に向けた取り組みなどに早期に着手し、事業化の目途をつける必要のあるものについて計上した」

市議会の会派構成は現在、自民が26、民主市民連合が17、公明が10などとなっています。4月の市議選で初めて5議席を獲得した新会派の「維新・大地」は秋元市政に対する姿勢についてこう話します。

脇元会長「是々非々の形で(臨んでいく)。しっかりと我々の思いは主張していきたい」

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