レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWが、6月17日にバルセロナで行われるギニア代表との国際親善試合の前日会見に登壇。パリ・サンジェルマンからの移籍が噂されるフランス代表FWキリアン・エンバペや、ブラジル代表監督就任の噂もあるカルロ・アンチェロッティ監督について言及した。スペイン『マルカ』紙の電子版が報じている。
ロドリゴはエンバペについて、記者から「レアル・マドリードに加入した場合の興奮度合いは、1から10までの10段階で表すとしたらいくつになるのか」と尋ねられ、次のように答えた。
「僕にとっては間違いなく『10』だ。彼はフェノーメノ（怪物）だし、世界最高のフットボーラーの一人だ。そして今、レアル・マドリードが、彼が好きな前線のポジションでプレーできる選手を探しているということも知っているよ」
また、彼の同胞であるブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールやエンバペと一緒にプレーする可能性についても言及した。
「エンバペがレアル・マドリードに来てくれたら本当に夢みたいだ。でも、彼には彼の契約がある。今はパリにいる。だからそれを尊重しなければならない。もちろん来てくれるのなら早いほうがいいけど、もしエンバペが加入できないとなっても、他の選手たちと一緒に戦うまでだ。フロレンティーノ（ペレス会長）とアンチェロッティ監督が、レアル・マドリードにとって最善な決断を下してくれるはずだ」
また、現レアル・マドリード監督でありながらブラジル代表監督就任の噂があるアンチェロッティ監督について、両チームでプレーするロドリゴは「可能なら両方のチームを同時に率いてほしい」と冗談を言いながら、次のように語った。
「彼にはレアル・マドリードとの契約があるから難しいと思う。2023－24シーズンも彼のもとでクラブの新しい歴史がスタートする予定となっている。アンチェロッティはサッカー界ですべてを勝ち取ってきた。もしブラジル代表を率いてくれたら、彼が持っている勝者のメンタリティーをブラジルにもたらしてくれるだろう。ブラジル代表は常に勝利が求められているし、勝者のメンタリティーを持った人物がチームを率いることが重要なんだ」
