正善寺ダム周辺でアジサイ色づく 今年は風鈴も展示

 上越市上正善寺の正善寺ダム付近で今年もアジサイが色づき始めている。道路沿いに花が咲く「あじさいロード」では15日も日中から、鮮やかな青色に染まった花々にカメラを向ける人が見られた。

◎06今年も色づき始めた正善寺ダム周辺のアジサイ。遠くに橋を望む地点は撮影スポットとして人気だ(15日午前10時20分ごろ)

 あじさいロードはダム駐車場から正善寺湖橋までの800メートル区間に、約2500株が植えられている。管理、手入れは地元町内会の有志でつくる「正善寺あじさい会」が担当し、夜間のライトアップも行っている。
 今年は市内の個人から寄贈された空き缶の風鈴86個も、駐車場付近に展示中。木の間に張ったロープにつるされて、風に吹かれてカラカラ回る様子を多くの人が撮影していた。

◇17日からライトアップ コロナ禍前の規模に戻る

 ライトアップは17日から7月8日まで、午後7時30分から同9時30分まで。コロナ禍で駐車場周辺に限定されていた電球設置も、正善寺湖橋まで復活。正善寺あじさい会では、混雑回避と雨で道路が崩落する恐れがあるとして、駐車場に車を止めて徒歩でアジサイを観賞するよう呼び掛けている(中ノ俣方面への通り抜けは不可)。

◎今年は駐車場周辺に寄贈された空き缶の風鈴も設置。風に吹かれカラカラと回る様子が涼しげだ(15日午前11時ごろ)

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