ルイス・エンリケ氏(53)のパリ・サンジェルマン(PSG)の新監督就任が決定的な情勢だ。フランス『レキップ』が報じている。
クリストフ・ガルティエ監督の今シーズン限りでの解任が決定的なPSG。後任に関しては多くの名将の名前が挙がっていた中、直近では前バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン氏招へいへの動きを強めていたが、交渉は最終的に破談となっていた。
これを受け、クラブ首脳陣は以前から候補の一人だった元スペイン代表監督にターゲット変更し、ここに来て交渉が大詰めを迎えているという。
ナセル・アル・ケライフィ会長とスポーツアドバイザーのルイス・カンポス氏の双方がルイス・エンリケ氏の招へいに賛同しており、当初はパリ行きに消極的だった元スペイン代表MFも翻意。スタッフの選定や細かな条件が整い次第、来週中にも正式発表となる見込みだ。
これまでセルタやローマ、バルセロナを指揮し、カタール・ワールドカップでスペイン代表を指揮したルイス・エンリケ氏。現在、フリーの同監督に関しては、幾つかの代表チームに加え、トッテナム、ナポリなどの次期監督の噂が出ていたが、その新天地はパリとなる見込みだ。
なお、PSGではバルセロナやスペイン代表で指導したFWネイマールやMFカルロス・ソレールに加え、レアル・マドリーを退団するFWマルコ・アセンシオの加入が内定しており、戦術浸透に一役買うことになりそうだ。
