川崎F、チャナティップが母国のパトゥムに完全移籍 「Jリーグチャンピオン奪還を応援」

[写真:©︎J.LEAGUE]

川崎フロンターレは21日、タイ代表MFチャナティップ(29)の移籍を発表した。移籍先は母国クラブのBGパトゥム・ユナイテッドFC。完全移籍になる。

母国タイで至宝と評され、2017年に自国リーグのムアントン・ユナイテッドから北海道コンサドーレ札幌に移籍したチャナティップ。翌年にはベストイレブンに輝き、2022シーズンから川崎Fに活躍の場を移した。

だが、加入初年度の明治安田生命J1リーグでは16試合の出場で無得点と振るわず、今季もここまで2試合でプレーしたのみ。このタイミングで母国復帰を果たす運びとなった。

来日後の通算ではJ1リーグ133試合14得点、Jリーグカップ11試合1得点、天皇杯2試合1得点。、AFCチャンピオンズリーグ3試合2得点。クラブを通じて別れの挨拶をした。

「この度、BGパトゥム・ユナイテッドFCに完全移籍することになりました。川崎フロンターレの選手になった日から、ファン・サポーターの温かい応援がとてもうれしかったですし、感謝しています。フロンターレに加入してから長い時間は経っていませんが、フロント、強化部、監督、コーチングスタッフ、選手のみんなと良い関係を築けたと思っていますし、皆さんにサポートしていただいたことに感謝しています」

「チャナは今シーズンの途中でフロンターレの選手を卒業しますが、川崎フロンターレの歴史にチャナの名前が刻まれていることを誇りに思います。このフロンターレで選手として戦えたことを、とても光栄に思っています。これからは、川崎フロンターレのファンの一人として応援していきたいと思いますし、目標であるJリーグチャンピオン奪還を応援しています。頑張ってください!」

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