日本時間６月21日、レギュラーシーズン12週目の週間MVPが発表され、エンゼルスの大谷翔平の自身５度目の受賞が日米で話題に。一方、ナ・リーグでは、大谷を超える打率.556を記録した昨季新人王（ROY）がようやく目覚めて初受賞した。
父の日、ブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークでのロッキーズ戦で始球式を務めたのはマイケル・ハリス２世の父、ハリス１世。実はこの日、ブレーブスに戻ってきたチャーリー・カルバーソン親子が始球式を務める予定だったが、当日にDFAとなったため、同じアトランタ出身のハリス親子が急きょ行うことになった。
アルコーン州立大で野球をしていたハリス１世の息子、ハリス２世は2022年５月にメジャーデビューすると、月間最優秀新人賞に３度選ばれるなど活躍し、新人王を受賞。しかし、今季は開幕直後に腰痛でＩＬ入りするなど出遅れ、５月までは打率.174、２本塁打と低迷していたが、６月に入るとようやく復調。
父の日の試合で約138メートルの特大弾を含む５打数５安打を記録したのをはじめ、６月13日から19日まで打率.556、３本塁打、９打点と大活躍。６月に入って打率.375、OPS1.013と本来の姿を取り戻したハリス２世の今後の巻き返しから目が離せない。
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