犯罪被害者支援の連携協定 市貝町、茂木町など4団体が締結

 犯罪にあった被害者やその家族への支援で連携を図ろうと22日、自治体と警察、それに支援団体が協定を結びました。

 22日に市貝町役場で犯罪被害者支援の連携協定の締結式が行われ、市貝町の入野正明町長、茂木町の古口達也町長、2つの町を管轄する茂木警察署の石川義之署長、それに被害者支援センターとちぎの水沼富美男理事長の4人が出席し、協定書にサインを交わしました。

 茂木町と市貝町では犯罪被害者などを支援する条例を施行していますが、4つの団体が連携することで条例の実効性を高め、より充実した支援活動を目指します。

 被害者とその家族は精神的・金銭的な負担が大きいことから、協定ではそれぞれの機関が連携を深め、心のケアなどの支援を強くしていくということです。

 水沼理事長は「被害者の支援にあたる際大変心強い。自治体とこれまで以上に連携を強めて支援にあたっていきたい」と述べました。

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