レッズがブレーブス破り12連勝 デラクルーズはサイクル安打達成

【ブレーブス10-11レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

8連勝中のブレーブスと11連勝中のレッズが激突した一戦は、両軍合計で25安打、9本塁打、21得点という乱打戦になり、初回に5点ビハインドをはね返したレッズが11対10で逆転勝利。1957年以来66年ぶりとなる12連勝を達成し、大型新人エリー・デラクルーズがサイクル安打を達成するオマケまでついた。レッズ3番手のアレックス・ヤングが3勝目(0敗)、7番手のアレクシス・ディアスが21セーブ目をマーク。ブレーブス2番手のコリン・マクヒューは今季初黒星(3勝)を喫した。

初回にトラビス・ダーノーの5号3ランなどで5点を先制されたレッズだが、今のレッズにはそれをはね返すだけの勢いがあった。2回裏にジェイク・フレイリーが10号2ラン、3回裏にデラクルーズが3号2ランを放って1点差に詰め寄ると、4回裏にジョーイ・ボットーの2号ソロで同点。5回表にマット・オルソンの22号2ランで勝ち越されたが、直後の5回裏にデラクルーズのタイムリーとボットーの3号3ランでひっくり返した。6回裏にはデラクルーズのタイムリー三塁打などで2点を追加。8回表に3本のソロ本塁打で1点差に詰め寄られたが、11対10で逃げ切った。

レッズの快進撃の象徴となっているデラクルーズは、第1打席で二塁打、第2打席で本塁打、第3打席で単打、第4打席で三塁打を放ち、1989年のエリック・デービス以来、球団史上7度目となるサイクル安打を達成。キャリア15試合以内での達成は史上3人目の快挙となった。また、21歳163日での達成は史上5番目の若さ。デビュー15試合で打率.361、3本塁打、10打点、7盗塁、OPS1.074の大活躍を見せている大型新人がチームの快進撃を牽引している。

The post レッズがブレーブス破り12連勝 デラクルーズはサイクル安打達成 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.