元マンU戦士、サウジリーグの豪奢ぶりの一端を明かす

写真:アル・ヒラルが移動に使用する機内の様子を公開したイガロ ©Getty Images

2020-21シーズンにマンチェスター・ユナイテッドでプレーし、ナイジェリア代表FWオディオン・イガロが、サウジアラビアリーグの豪奢ぶりがうかがえる動画や画像を自身のSNSアカウントで公開した。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

イガロは2021年2月からアル・シャバブ、2022年1月からはアル・ヒラルと、サウジアラビアリーグでキャリアを重ね、2021-22シーズンには24ゴールを挙げて得点王にも輝いた。

そんなイガロが今回紹介したのは、アル・ヒラルがアウェイゲームで移動する際に使用している飛行機の機内の様子。自身のツイッターアカウントでは1分弱の「ルームツアー」の動画で機内を紹介した。

アル・ヒラルが利用している飛行機はボーイング747-400型機で、機体価格は2億2000万ドル(約316億1620万円)。クラブの大ファンであるアル・ワリード・ビン・タラール王子が提供しているものだという。

もともとは400の座席があったものの、高級品を配置するためにすべてが取り除かれ、豪華な装飾が施された。

動画に映っていたのはダイニングルームやラウンジ、ファーストクラス仕様の座席、コックピット内の様子などで、機内とは思えない豪華さ。選手たちも一様にリラックスした表情を浮かべている。

また、インスタグラムアカウントでは黄金の玉座に座るイガロ自身や、チームメートたちと巨大なダイニングテーブルに着席している様子などが投稿されている。

イガロ自身は契約満了でアル・ヒラルを退団することになったが、アル・ヒラルはウルヴスからポルトガル代表MFルベン・ネヴェスを獲得することが決まっており、彼は今後この飛行機で移動することになる。また、同クラブはマンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァやチェルシーが保有権を持つベルギー代表FWロメル・ルカクにも関心を示している。今回のこの動画が、彼らの決断に多少なりとも影響を与えるかもしれない。

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