レッズの新人アボットがまたも快投 メジャー6先発で防御率1.21

【パドレス3-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ナショナル・リーグ中部地区でブリュワーズと並んで首位に立っているレッズは、2対2の同点に追いつかれた直後の8回裏にタイラー・スティーブンソンの7号2ランで勝ち越しに成功。クローザーのアレクシス・ディアスが1点を返されたものの、4対3で接戦を制し、本拠地でのパドレス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。レッズ2番手のルーカス・シムズが2勝目(1敗)、3番手のディアスが23セーブ目をマーク。パドレス4番手のトム・コスグローブにメジャー初黒星(1勝)が記録された。

レッズは4回裏にスペンサー・スティアーの14号2ランで先制。8回途中まで快投を続けていた先発のアンドリュー・アボットが8回表二死から金河成(キム・ハソン)に10号ソロを浴びたところでマウンドを降り、2番手のシムズがフェルナンド・タティスJr.に16号同点ソロを浴びたが、8回裏二死からスチュアート・フェアチャイルドが四球で出塁し、スティーブンソンの7号2ランで勝ち越した。9回表はクローザーのディアスが二死から連打で1点を失ったものの、4対3で逃げ切り。同率首位の座をしっかりキープしている。

勝利投手にはなれなかったものの、新人左腕アボットはまたしても素晴らしいピッチングを見せた。初回一死1・2塁のピンチを連続三振で切り抜けるなど、5回まで毎回三振を奪い、7回表の2三振を加えて自身2度目の2ケタ奪三振を達成。8回表先頭からの連続三振で自己最多の12まで数字を伸ばした。メジャー最初の6先発を終えて4勝0敗、防御率1.21、奪三振率10.13、被打率.155と圧巻のパフォーマンス。エース候補のハンター・グリーンとニック・ロドロが離脱するなど、誤算が相次ぐ先発陣を24歳の新人左腕が支えている。

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