ツインズが快勝で貯金生活復帰 先発前田は7回自責1の好投で2勝目

【ロイヤルズ3-9ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは3本のホームランなどで9点を奪うと、先発の前田健太が7回を投げて被安打3、与四球1、奪三振9、失点2(自責1)の好投を披露。投打が噛み合って9対3でロイヤルズに快勝し、連勝で貯金1とした。前田は今季2勝目(5敗)をマークし、ロイヤルズ先発のザック・グレインキーに9敗目(1勝)が記録されている。

勝てば貯金生活に復帰となるツインズは投打が噛み合った。1回裏にマックス・ケプラーのタイムリーで先制すると、3回裏にもケプラーが12号3ランを放ち4対0と序盤からリードを広げる。援護をもらった先発の前田は4回表にウィット・メリフィールドの13号2ランで2点を失ったものの、7回をわずか87球で片付ける省エネ投球。打線も5回裏にドノバン・ソラーノとバイロン・バクストンの連続ホームラン、7回裏にも3得点と終始機能し、ロイヤルズを寄せ付けなかった。

前田の9奪三振は今季自己最多タイ。立ち上がりから三者連続三振を奪うなど絶好調で、要所では打たせて取る持ち味も発揮し、2併殺を奪うなどロイヤルズ打線を手玉に取った。直球の球速はメジャーの平均を大きく下回る90マイル前後ながら、投球回33を上回る35奪三振を記録するなど投球技術は健在で、勝負の後半戦に向けてチームとしても心強い存在となりそうだ。今季の防御率はいまだ5.18と見栄えしない数字だが、故障から復帰後は1.58と安定感抜群の投球を披露している。

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