カージナルスが痛恨のサヨナラ負けで3連敗 ヌートバーは3出塁

【カージナルス9-10×マーリンズ】@ローンデポ・パーク

カージナルスは1点を追いかける9回表にジョーダン・ウォーカーの7号2ランで逆転に成功したものの、直後の9回裏にクローザーのジョーダン・ヒックスがまさかの逆転サヨナラ悪送球を犯してしまい、マーリンズに9対10で敗北。痛恨のミスで3連敗を喫し、借金は16まで膨らんだ。マーリンズ7番手のA.J.パクは4勝目(2敗)をマークし、ヒックスには5敗目(1勝)が記録された。

試合は序盤から激しい点の取り合いとなった。マーリンズが初回に3本のタイムリーで4点を先制し、2回裏にも追加点を挙げて5対0とリードすると、カージナルスも負けじと3回表に2本のタイムリーとノーラン・ゴーマンの17号2ランで5得点。直後の3回裏にマーリンズがジェイコブ・ストーリングスの1号ソロで再び勝ち越すと、カージナルスも4回表にすぐさま同点とするなど両者譲らない打ち合いとなった。

中盤以降も落ち着かない展開は続いた。カージナルスは6回裏に2本のタイムリーを浴びて勝ち越しを許したものの、7回表に1点を返すと、9回表にはウォーカーがマーリンズのクローザー・パクを相手に起死回生の逆転2ラン。しかし、劇的勝利で3連敗回避かと思われたカージナルスにまさかの展開が待っていた。9回裏、6番手のヒックスは一死1・2塁のピンチを迎えると、ジョーイ・ウェンドルの放ったピッチャーゴロを一塁へまさかの悪送球。ボールが転々とする間にスタートを切っていた走者2人が一気に生還し、悪夢のような逆転サヨナラ負けを喫してしまった。

カージナルスのラーズ・ヌートバーは「3番・中堅」でスタメン出場し、四球、四球、ライトへの二塁打、見逃し三振、見逃し三振で3打数1安打2四球。3度の出塁でチャンスを作り、3回表の5得点の猛攻を呼び込むなど上位打線の役割を果たした。ヌートバーはこれで7月全試合出塁を継続し、月間OPSは.947と上り調子。今季の成績は打率.257、OPS.745となっている。チーム状況は苦しいが、この現状を立て直すためにも好調をキープしていきたいところだ。

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