佐野市では栃木県内で今年最高気温「38.3度」 全国でも2番目に高い気温に

 栃木県内は10日、高気圧の影響で気温が上がり、佐野では県内で今年最も高い38.3度を記録しました。全国の観測地点では山梨県大月市の38.7度に次いで2番目に高い気温となりました。

 宇都宮地方気象台によりますと、県内は晴れて気温が上がり宇都宮では、最高気温が36.1度の猛暑日となりました。

 また、佐野では県内の今年の最高気温を更新し38.3度を観測。小山では36.9度、真岡では35.9度、鹿沼では35.4度と県内14の観測地点のうち5ヵ所で、35度を超える猛暑日となりました。

 県消防防災課によりますと、10日午後4時までに15人が熱中症の疑いで搬送されています。今夜も熱中症に警戒が必要で適切に冷房を使用するほか、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど対策を心がけてください。

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