ライプツィヒ、RCランスの主砲オペンダ獲得決定的に! エンクンク後釜を確保

[写真:Getty Images]

RBライプツィヒがRCランスのベルギー代表FWロイス・オペンダ(23)の獲得を決定的なモノとしたようだ。

ライプツィヒではブンデスリーガ得点王に輝いたフランス代表MFクリストファー・エンクンクのチェルシー移籍、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライのリバプール移籍が決定。前線の補強が急務となっている。

そして、クラブはRCランスのエースストライカーを今夏のトップターゲットに定め、交渉を進めてきた。

すでに2028年までの5年契約で個人間合意を取り付けていたクラブだが、クラブ間での交渉は難航。これまで幾度か掲示した公式オファーはランスに拒絶されていた。

しかし、ドイツ『キッカー』の最新報道では3800万ユーロ(約58億6000万円)+アドオンの条件でクラブ間でも合意にこぎ着けたという。そして、同選手のメディカルチェックは今週後半に実施される見込みだ。

ベルギー生まれで、モロッコとコンゴ民主共和国にルーツを持つオペンダは、クラブ・ブルージュでファーストチームデビュー。その後、2020年から2年間レンタルでプレーしたフィテッセでストライカーとしての才能を開花。昨夏、1000万ユーロ(約15億円)と言われる移籍金でRCランスへ完全移籍した。

初挑戦のリーグ・アンでは全38試合に出場し、21ゴール4アシストを記録。絶対的なエースとしてチームの躍進を支えた。また、ベルギー代表では昨年のカタール・ワールドカップにも出場していた。

センターフォワードを主戦場に左右のウイングでもプレー可能な177cmのストライカーは、爆発的なスピードと優れた得点感覚を有する。シュートレンジは広くないものの、両足を遜色なく操ってGKのタイミングを外してゴールネットをいともたやすく揺らす。さらに、アシスト数は多くないものの、クロスやラストパスでのチャンスメークも得意とする。

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