トゥヘル、構想外が取り沙汰されるマネに「昨季は期待以下」

[写真:Getty Images]

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督がセネガル代表FWサディオ・マネ(31)に言及した。

昨夏にリバプールから大きな期待を抱かれ、バイエルン入りしたマネ。トータルでは公式戦38試合で12得点6アシストの数字を残したが、カタール・ワールドカップ(W杯)前のケガによる離脱だけでなく、チームメイトとのトラブルで悪目立ちして、思い描いたような移籍1年とはならなかった。

そんなマネはバイエルンでの2シーズン目に挑むにあたり、プレシーズンが始まろうとするなか、構想外報道が飛び出して、去就がさらに注目の的に。ドイツ『スカイ』によると、トゥヘル監督はテーゲルン湖でのミニキャンプに入るにあたっての会見でマネが置かれる状況の厳しさを認めた。

「(バイエルン入りからの)彼は期待を下回っている。キングスレイ・コマンやセルジュ・ニャブリとの競争は非常に熾烈で、サディオにとっても難しい状況だ。本人もそれをわかっているし、私の意見も、クラブの意見も把握している」

昨季のマネに対して、そうはっきりと言い放ったトゥヘル監督からは「フットボールではクレイジーなことが起こりうるものだ」とのコメントも。このままいけば、バイエルンとともに来日するマネだが、去就は果たして。

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