ブレーブスがベテラン捕手ダーノウと契約延長 オプション付き1年契約

日本時間7月19日、ブレーブスは34歳のベテラン捕手トラビス・ダーノウと1年800万ドルで来シーズンまでの契約延長を結んだことを発表した。今回の契約には2025年シーズンの球団オプションも付属しており、行使された場合は同様に1年800万ドルの契約となる模様で、行使しなかった場合に球団が支払うバイアウトは付属していない。ダーノウは2年1600万ドルの契約で2020年にブレーブスに加入すると、2022年からも2年1600万ドルの契約を結んでいたため、実質的に現状維持で在籍期間を延ばす形となった。

メジャー11年目となるダーノウは、今季38試合に出場し打率.265、8本塁打、23打点、OPS.816の好成績。うち30試合でマスクを被るなど、黒子として勝率メジャー1位を快走するチームを支えている。昨年は自己最多の426打席に立ち、18本塁打、OPS.791をマークする活躍を見せていたが、今季はトレード加入のショーン・マーフィーに追いやられる形でバックアップに回ることに。それでも堅実な働きぶりで控え捕手としては破格の契約を手にしている。

また、ダーノウは年俸の1%相当の額をブレーブスが運営している社会福祉財団に寄付することにも同意。2021年にはポストシーズン140イニング、ワールドシリーズ53イニングすべてでマスクを被り、ワールドシリーズのタイトルをともに勝ち取ったチームへの愛着を見せている。ブレーブスはオースティン・ライリーの10年契約を筆頭に、ロナルド・アクーニャJr.とも2028年まで契約を結ぶなど主力選手との長期契約が目立っているが、控え選手の活躍にもしっかりと応えており、来期以降も安定した戦いぶりを見せてくれそうだ。

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