シュミット・ダニエルの移籍に壁? オファーが不十分…シント=トロイデンはGK鈴木彩艶への興味を継続

[写真:©STVV]

クラブ・ブルージュへの移籍話が浮上していたシント=トロイデンの日本代表GKシュミット・ダニエル(31)だが、移籍交渉は難しいものになるのかもしれない。。ベルギー『Het Belang van Limburg』が伝えた。

2019年7月にベガルタ仙台からシント=トロイデンへと完全移籍で加入したシュミット・ダニエル。ここまで4シーズンを過ごし、公式戦110試合に出場。正守護神の座を掴み取り、日本代表にも定着している。

契約が残り1年となった中で、今夏はステップアップを目指すという話も浮上。スュペル・リグ(トルコ1部)のアンカラグジュが関心を示していた中、控えGKが必要なクラブ・ブルージュも関心を寄せていた。

『Het Belang van Limburg』によれば、クラブ・ブルージュはシント=トロイデンとコンタクトを取ったものの、具体的な話に進展せず。どうやら移籍金が不満であり、アンカラグジュへの移籍がまとまらなかった理由も、オファーが不十分だったとした。

クラブ・ブルージュからはオファーの改善がある可能性もある一方で、控えGKという立ち位置をシュミット・ダニエルが受け入れるかも難しいと見られている。

正守護神に元ベルギー代表GKシモン・ミニョレが君臨しているものの、控えのイングランド人GKジョセフ・ブルシクが重傷。さらに、ベルギー人GKセネ・ラメンズ(21)に退団の可能性もあり、バックアッパーが必要という状況だ。

なお、シント=トロイデンは浦和レッズのGK鈴木彩艶(20)に関心を持っており、移籍が噂されるマンチェスター・ユナイテッドからレンタルする可能性もあるとしている。

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