バルセロナと契約解除のユムティティ、7年ぶり母国復帰でリール加入へ

[写真:Getty Images]

リールがバルセロナとの契約を解除した元フランス代表DFサミュエル・ユムティティ(29)を獲得するようだ。フランス『レキップ』によれば21日にメディカルチェックをパスしており、2年契約を結ぶとのこと。

2016年夏にリヨンからバルセロナへ移籍したユムティティ。加入後の2シーズンは主力としてプレーし、24歳で臨んだ2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)でもフランス代表の主力として優勝するなど、順風満帆のキャリアを歩んでいた。

ところが、2018-19シーズンに左ヒザのケガで離脱を余儀なくされたことをキッカケにキャリアに陰りが。復帰後もケガを繰り返して満足にプレーできず、昨年8月にレッチェへレンタル移籍していた。

そのレッチェでもハムストリングの負傷で2月のセリエA2試合を欠場するなど、ケガとの共存は避けられなかったが、出場した試合では優れたパフォーマンスを続け、セリエAで25試合に出場。クラブからの信頼は厚く、クラブ規模が小さいレッチェの中では飛び抜けた経験値を持つ選手であり、若手DFの教育にも一役買っていた。

リールではベテランDFのジョゼ・フォンテが昨季終了後に契約満了をもって退団。経験豊富なユムティティが穴を埋める形となりそうだ。

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