神奈川フィルが平塚で初の巡回公演 クラシック名曲や懐かしい日本歌曲も ゲストにソプラノ歌手・岩崎由紀子さん

神奈川フィル平塚公演のチラシ

 神奈川フィルハーモニー管弦楽団が2020年度に始めた巡回公演が平塚市で初開催される。地元出身のソプラノ歌手でひらつか観光大使の岩崎由紀子さんをゲストに迎え、クラシックの名曲や懐かしい日本歌曲をオーケストラに乗せて届ける。

 公演は9月9日午後2時から、ひらしん平塚文化芸術ホール(同市見附町)で開かれる。組曲「展覧会の絵」(ムソルグスキー作曲)、「ボレロ」(ラヴェル作曲)のほか、同市出身の作曲家・加藤昌則さんが編曲した「なぎさ」(浅岡真木子さん作曲)、「歌をください」(中田喜直さん作曲)なども演奏される。

 チケットは一般4千円、ユース(25歳以下)千円。70歳以上の人は一般の10%引き。神奈川フィル・チケットサービス電話045(226)5107、などで販売している。

 巡回公演に合わせて、7月30日午前11時から音楽講座を開催。9月9日午前10時半からは平塚市や近隣の小学1年生~高校3年生と家族を開演前の最終リハーサル(ゲネプロ)に招待する。ともに同ホールで行われ、参加無料。定員は音楽講座が40人、ゲネプロは200人で、当日受け付けで先着順となる。

 問い合わせは、神奈川フィル電話045(226)5045。

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