トッテナムDFがコンテ元監督、ポステコグルー現監督との関係を語る

写真:コンテ元監督、ポステコグルー新監督について語ったロメロ ©Getty Images

トッテナムに所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが、今年3月に解任されたアントニオ・コンテ元監督や、今夏に就任したアンジェ・ポステコグルー新監督との関係について語った。イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』が報じている。

ロメロは昨冬のカタール・ワールドカップにアルゼンチン代表の一員として出場し、優勝を経験してクラブに戻ってきたが、その後、チームは不振に陥り、指揮官が交代を余儀なくされることになる。

「僕自身のモチベーションは何も変わらなかった」と、ロメロはW杯優勝後も大会前と同じモチベ―ションで試合に臨んでいたことを明かしたが、チーム内の雰囲気、とくにコンテ監督と選手たちとの関係性の変化も感じ取っていたという。

「僕がクラブに戻って来た時、選手のグループはコーチングスタッフから少し離れていた。これは非常に困難な状況だ。全員が同じ方向を向かず、コーチも選手もバラバラの方向を見ている時は、非常に難しくなる」

その結果、トッテナムは2022-23シーズンのプレミアリーグを8位で終え、ヨーロッパカップ戦への出場を逃すこととなった。「シーズンがそのような形で終わったことには満足していないし、チームの不振には責任を感じている」と語るが、ロメロはポステコグルー監督のもとでトレーニングに励む現在は充実した日々を送っているという。

「新しい監督は僕たちに新たな希望をもたらしてくれた。チームは今、素晴らしい状態にある。一緒に仕事をし始めた最初の数日間で、彼が非常に優れた指揮官であることが分かった。彼はまさにクラブが必要としていた監督だ」

そして新シーズンに向けては次のように意気込みを語った。

「今、チームはいい方向に進んでいる。僕らはトッテナムを可能な限り、上の順位に押し上げるために努力するつもりだ。チームはあらゆる意味で進化を遂げている。大きなことを成し遂げられると信じているよ」

【訂正】写真に誤りがありました。お詫びして訂正いたします(7月26日)。

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